メインのKO-Dタッグ選手権、D-BOX(大鷲透・HARASHIMA組)に挑むのは、DDTのトップ・高木三四郎とユニオンのトップ・石川修司。果たして頂点タッグにベルトは移動するのか?
そのほか、マッスル坂井選手とMIKAMI選手の初シングル(しかも61分3本勝負)もミモノです。
○第1試合 61分3本勝負 MIKAMI vs マッスル坂井
1本目はクレバーに坂井選手が3カウント。2本目はMIKAMIがまさかのスローモーションに付き合わされて両リン。これで負けはなくなったとして坂井選手は3本目を引き分けに持ち込むべく、時間いっぱい逃げ回ることに。
○第2試合 諸橋晴也&安部行洋 vs 美月凛音&矢野啓太
若手3人に諸橋兄が加わっての4人タッグ。試合は諸橋兄が凛音を逆エビでギブアップ勝利だったけど、前にも書いたとおり、凛音選手は本当によくなりました。表情も(・∀・)イイ!!。
○第1試合3本目
松井レフェリーを伴って試合は会場を出て、ベースボールマガジン社の週刊プロレス編集部へ。ついでに興行の宣伝。「週プロモバイルを見た」と言えば無料で観戦できることに(笑)。
○第3試合 変態団、性地へ初進出!
中澤マイケル&佐藤光留 vs ポイズン澤田JULIE&松永智充
『変態は愛』という煽りVTRのあと、試合開始。ヒカルんはノーメイドルールとしてオープンフィンガーグローブをつけての完全決着ルールで試合をすることに。コーナーではマイケルが変態プレイに走り、タッグとしてまったく機能しません。そのあと、変態団の変態プレイはエスカレートする一方で見るに見かねた新藤リングアナが没収試合を宣言。
○第1試合3本目
週プロ編集部での告知も無事済ませ、リング上に戻ってきた3人。最後はMIKAMI選手が坂井選手から逆エビでギブアップ勝利を収めて、この試合は2-2の引き分けになりました。
○第4試合 フランチェスコ・トーゴー&PIZAみちのく&アントーニオ本多&ササキアンドガッバーナ vs マサ高梨&KUDO&ヤス・ウラノ&星誕期
なぜかPIZAみちのく選手を見ると熱くなってしまうヤスがローンバトルを強いられる展開。反乱軍がいよいよ勝利目前というところで「俺に代われ」と反乱軍リーダーの高梨選手がしゃしゃり出てきて、イタリアンパウダーの餌食に。最後はイタリアンインパクトでイタリア軍が貫録勝ち!
○セミファイナル ラスト・ガン・スタンディング形式
男色ディーノ vs ミスター雁之助
※相手のガンをスタンディングさせれば勝ち、という試合形式。お互いの股間に1000分の1のエレクトをも感知できると言われる特殊な機械を装着し、血流の流れを感知することでスタンディングはジャッジされる。男色ディーノが勝てばミスター雁之助が今まで隠してきた「自分がゲイである」ということをカミングアウトしなければならない。ミスター雁之助が勝てばゲイであることをカミングアウトしなくてもよい。
正直、微妙な試合でした。
試合後、変態団がリング上に登場し、「パクリだ」とディーノ選手に因縁を吹っかけます。これにキレたディーノ選手はキラーモードでしか出さないゴッチ式男色ドライバーをマイケルに仕掛け、次回の後楽園で変態団をぶっ潰すと宣言しました。
○メインイベント CMLL認定KO-Dタッグ選手権試合
<王者組>HARASHIMA&大鷲透 vs 高木三四郎&石川修司<挑戦者組>
石川選手のがんばり次第だと思っていたこの試合ですが、石川選手がすばらしかったです。大鷲選手とのぶつかり合いは迫力がありましたし、HARASHIMA選手に決めるニーリフトや32文ドロップキックは説得力十分!
試合は残念ながら側頭部への蒼魔刀でHARASHIMA選手が石川選手からピンフォール勝ち。
試合後、HARASHIMA選手が高木三四郎選手の持つKO-D無差別級シングルに挑戦を再度表明し、高木選手がこれを受諾。12月28日の後楽園大会でのタイトルマッチが決定しました。
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http://f.hatena.ne.jp/momo0258/t/DDT20081130