2021-12-16 湊かなえさん『贖罪』読了です。 読書 宮部みゆきさんの「理由」と同じような?形式。とある殺人事件の関係者5人が章ごとに分けられ、それぞれが事件のこととそれ以降のできごとを独白しています。同じ湊かなえさんの「告白」は主人公のひとり語りでしたが、今回は複数の人間それぞれが、です。会話だったり、手紙だったり。イヤミスと言われる湊かなえさんらしく、やはりハッピーエンドにはならないのですが、伏線もちゃんと回収されるので、そんなに嫌な気分にはなりませんでした。うん。いい小説だったと思います。贖罪 (双葉文庫)作者:湊かなえ双葉社Amazon さて、次は何を読もうかしら。 これ、かな?朝が来る (文春文庫)作者:辻村 深月文藝春秋Amazon