荻原浩さん『ワンダーランド急行』読了しました。

晩ごはんのトムヤムクンのお汁がはねて、飛沫が眼に入ってしまい、激痛で、さっきまでのたうち回っていました。

・・・コホン。

荻原浩さんの長編ミステリー『ワンダーランド急行』ですが、今朝、読了しました。

焦らずにじっくり時間をかけて読みました。
さすが荻原浩さんです。ただのパラレルワールドものかと思ってたら、多元宇宙の世界！
面白かったです。本当。
エンディングで主人公の野崎が、再び彼がほんとに所在していた「真の世界」を目指して、またプラットホームの反対側の列車に乗って旅立つところで終わります。てっきり元の世界に戻ってHappy Endだと思ってたら、ここでは終わらない。ただ野崎さんが求める「真の世界」は、無限にあるであろうバリエーションの世界の中から見つかるのか、はたしてそんなものに意味があるのかな・・・。ここはちょっと解せない終わり方でした。

ワンダーランド急行 (日本経済新聞出版)

次に読むのはこちら。
ひさしぶりの桐野夏生先生の作品です。
過激っぽいです。楽しみ！

日没

さてさて、今日は武藤彩未さんのファンクラブイベントで西葛西まで行ってきました。
楽しかったですよよよ。