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入江選手がDDT退団、フリーとして海外を拠点に。

「時間がないんだ!」ってマジ卍で叫んでた意味はやっぱりそういうことだったんだね。
推しとかそういうことではなく、DDT所属になる前からずっと応援してきた選手だったので、残念だなあ。寂しいな。
youtu.be


結局、入江選手はもうDDTという枠に収まりきれないほど大きな選手になったんだよね。で、入江選手がDDTに突きつけた問題提起が、このような形に結実することになりました。


2013年3月20日。KO-D初戴冠のときの写真。まだたった5年前なのね。
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DDTプロレス後楽園ホール『Road to Ryogoku 2018』を見に行ってきました。

前回8月の後楽園ホール大会の後味が悪すぎたのですが、そこに救世主が現れました。そのレスラーの名前は里村明衣子女子プロレスラーです。GAEA JAPANで驚異の新人としてデビューし、団体解散後に仙台に渡ってセンダイガールズプロレスリングを旗揚げ、今や女子プロレス界のトップ。確かDDTの映画「劇場版プロレスキャノンボール2014」あたりからDDTとの関係が増えてきて、東京女子プロレス山下実優選手との対戦、としまえんの路上プロレスへの参加などを経て、いつでもどこでも挑戦権を得ると、(一旦、米国で失ったものの、別の選手から奪って)マジ卍新木場大会で男色ディーノ選手からKO-D無差別級タイトルを奪い、女子選手として初のKO-D無差別級チャンピオンになったのでした。この里村戴冠を契機に、ディーノと入江の抗争に里村が入る形で、高木大社長の裁定が下りました。すなわち「3人でのサバイバル3WAYでタイトルマッチ」という形式で決着が付けられることになったのです。それが今日のメイン。泣いても笑っても、最後までリング上に立っていた選手が両国のメインにチャンピオンとして立つことになるのです。

結論から言います。さすがDDTでした。あたしは前回の後楽園後にDDTのことを批判していましたが、今回の興行後には全部丸く収まりました。そして結果の如何に関係なく、観客の誰もが納得できて、カタルシスを感じることができた、素晴らしい両国前ラストの後楽園になったと思いました。

疑ってごめんなさい。
これまで信じていたDDTは間違ってなかった。

試合結果は男色ディーノ選手が勝利し、またKO-Dチャンピオンに返り咲きました。最初に脱落したのは入江選手でした。里村選手のスコーピオライジングをモロに食らうと、直ちにディーノ選手が外道クラッチ(タイツを下ろしてなかったので、ゲイ道クラッチでなかったと思います)で完璧な3カウント。そして、里村選手とディーノとの激しいファイトはその果てに、男色ドライバーを完璧に決めたディーノ選手に勝利の女神が微笑みました。
ディーノは入江選手を呼び込み、「しげちゃんの言うことはわかる。だからその思いを背負って両国に立つ。だから握手してほしい」と右手を差し出して握手を求めると、入江選手が拒否。そして「ハート(心臓)に近い」方の左手で握手。里村選手とディーノも左手で握手。こうして大団円を迎えたのでした。

こうして、両国のメインは男色ディーノvs佐々木大輔に決定しました。
もう両国まで1ヶ月を切っています。楽しみでしかたがないです。












DDTプロレス後楽園ホール大会『BLACK OUT presents KING OF DDT 2018 FINAL ROUND』

KING OF DDT準決勝は、MAO vs 遠藤哲哉HARASHIMA vs 佐々木大輔
DAMNATION推しのあたしにとっては、遠藤選手と佐々木選手が決勝に上がってきてくれればいうことないんだけど、結果としてはそうなってくれた!
こうなると逆にどっちを応援したらいいかわからなくなってしまって、あたしはただ静かに見守るのみ・・・でしたが、お互いに手の内を知っているだけあって、見事に技を受け合い、そして切り返し。遠藤選手も佐々木選手に「来いよ、負け犬!」って言ってしまうほどの激しい試合の応酬でしたが、結果としては変形クロスフェイスでギブアップ勝利。いい試合でした。これでDAMNATION勢がKING OF DDTを三年連続制覇です。笑いが止まらない・・・・と言いたいところだったのですが、他の試合があまり良くなかったなーって思っちゃいますね。


言いたいことは山ほどあるけど、男色ディーノ入江茂弘との確執がますますひどくなっていってます。
試合後に入江選手が「ベルトなんてもうどうでもいい。お前を潰す。シングル組め」と要求するとディーノはKO-D獲ったからプロデューサー辞任したんでもうその権限がないといい、それに怒った入江選手がディーノ選手の右肩を破壊・・・。
この一連のディーノvs入江の確執というか抗争ですが、アングルなのだとしたら壮大だし、演ずる側の力量も大したものなんだけど、少なくとも今日の客は静まり返ってた。ファンが求めていない。10月の両国まで引っ張るつもりかどうかしらないけど、落とし所を見失ってるとしたら、さっさと回収してほしい。逆にアングルじゃなくてガチに近いものがあるんだったら、ファンの前のリング上で決着を付けさせるか、ファンから見えないバックヤードや社内で片付けてくれませんか?今まで、アングルではないアクシデントまで華麗なドラマに昇華してきたDDTですが、今回はかなり違うように感じる。だとしたら、相当昔の出来事で飯伏選手に対してガチ喧嘩を売ってきた他団体選手と、一試合だけして高木社長が打ち切り宣言をしたことがあったけど、今回もそういう裁定が必要な時期に来てるんじゃないの?

あと、セミファイナル。ファンを舐めるなって言いたい。

ずいぶん長い間DDTプロレス見てきてるけど、こんな気分が悪い興行は初めてです。
でもチケットは買ってしまってるんだけどね。なんだかなー。

DDTプロレス『KING OF DDT 2018 3rd ROUND』と東京女子プロレス『BRANDNEW WRESTLING 2~今、攻める時だ~』を見てきました。

25日の土曜日はDDT本体と東京女子プロレスのハシゴ。と言っても後楽園ホールの昼夜興行ですので移動時間はありませんが。

12:00~DDT本体


12時開始のDDT本体。はっきり言って客入りは悪かった。だからといって試合がつまらないわけではないのがプロレスの面白いところ。史上最大の選手がエントリーされたKING OF DDTトーナメントの準々決勝。個人的な注目はMAO vs ベイリーのチャンピオンタッグチーム同士の対決。MAOがベイリー超えをしちゃった!450°スプラッシュ。今日のベストバウトだったと思います。
今回のトーナメントではいわゆる若手通信時代の選手の台頭が嬉しかったな。今日の遠藤哲哉戦で惜しくも負けちゃったけど、平田一喜選手は惜しかった。でも、平田一喜選手なりの「強さ」を表現できたのではないでしょうか。
そしてメインイベントは、その若手通信世代対決になったメインの石井慧介vs佐々木大輔。激しい意地の張り合いで何度も繰り返される場外戦がすごかったし、試合は本当にアツかった! 結果はカリスマの貫禄勝ちだったけど、石井選手がなにか吹っ切れたようなファイトが新鮮でした。
その結果、明日26日の準決勝は、MAOvs遠藤哲哉、HARASHIMAvs佐々木大輔に決定。HARASHIMAだけはいやだなー。カリスマには「もうアンタの時代じゃない」ってHARASHIMA選手に引導を渡してほしい。

とにかく、明日も楽しみ!!!

遅いランチ

東京ドームシティのデニーズで遅めのランチというか早めの晩ごはん。

18:00~東京女子プロレス

夜興行は東京女子プロレス

あたしの注目は第2試合の元のどかおねえさんが天満のどかとして再デビュー的なキャラチェンジ。これが最高にかっこよかった!!! もともとのんちゃんのこと大好きだけど、ますます好きになちゃった。多分東京女子所属選手のなかで一番の推し選手がのんちゃんです。フィニッシュは新技! キルスイッチっていう名前のようです。
第5試合の中島翔子vs里歩はさすがテクニシャン同士の激しく奥深い試合でした。20歳にしてキャリア13年(だったと思う)里歩選手の蒼魔刀で順当勝ちだったけど。説得力ある!
場内が最もヒートアップした試合がセミファイナルのプリンセスタッグ王座決定戦。キャリアでも実績でも一番劣る伊藤麻希選手が大奮闘。技の種類は少なくても、伊藤選手の気持ち、気概が全面に出たファイトが場内を沸かしていました。最後は伊藤選手が集中攻撃されてユニットパートナーの瑞希選手のキューティースペシャルに屈してしまったけど。今夜のベストバウトにして、伊藤選手のキャリアハイの試合だったと思います。
メインは山下実優vs優宇のプリプリタイトルマッチ。結果は優宇選手はまだ東京女子プロレスのスーパー宇宙パワーにはなれなかった。
当然個人的な感想だけど、前半戦は正直つまんなかった試合が多かった。天満のどか選手の登場は別としても試合自体はそれほどのものではなかったし、アプガ(プロレス)の第一試合は、技は派手でも技のつなぎやロープワーク等々の基本がダメ。第2試合はまなせ選手がまた大きくなってるし(太った)、第3試合の結果からなんでプリシラ選手がタイトル戦に名乗り出るかが意味わからんし、第4試合は滝川あずさ選手がほぼ見せ場なく・・・。アズクリ時代は何だったの?って思っちゃった。
いい試合とそうでない試合の差が激しい。それが東京女子プロレスの現状と言わざるを得ません。選手をアイドル目線で見てないあたしとしては前半は相当だるかった・・・。でも後半で一気に巻き返してお釣りが出るくらいいい試合が続いたのでトータルでは満足!!!!でした。

大きなお世話

最前列でα9に白レンズで撮影してるお金持ち男性に一言。その構え方は根本的に間違ってる。機械に頼ってるだけだよ、あなた。基本がなってない。そんでファインダー越しで試合の熱さはあなたには伝わったですか?

DDT後楽園大会『ウチコミ!presents Summer Vacation 2018』

二度の長期米国遠征を経験した入江茂弘選手の力は本物でした。彼は口だけのレスラーではなかったことを証明したメインイベントでした。
シングルでの念願のHARASHIMA越えでKO-D無差別級タイトル防衛。その激しい試合後に、仲間であったはずのサミー・ゲバラ選手の「いつでもどこでも挑戦権」行使による2試合連続のタイトルマッチも完勝しました。
もう入江茂弘選手の主張は正しかったと、会社も選手も認めざるを得ないでしょう。絶対王者竹下幸之介選手からベルトを引き剥がし、元のユニット仲間の石井慧介選手、DNA出身の成長株である樋口和貞選手を退け、DDTのエースであるHARASHIMA選手を叩き潰したのですから。
入江茂弘選手が公言したとおり、海外でのタイトルマッチを実現できるのか、チャンピオンが実績を出したのですから、今度はDDTは会社として、この真のチャンピオンの要求に答える番です。









セミファイナルのKO-Dタッグは、遠藤哲哉選手がMAO選手から完璧な3カウントを奪われ、初防衛ならず。でもMAOとベイリーはいいタッグチームですね。MAO選手も本当にStrong。若手選手の興行であるDNAが一旦終止符を打ちますが、いよいよDNA出身選手が、DDTの中心に立つ時期も近いかもしれません。

DDTプロレス後楽園大会『What are you doing 2018』



試合結果とかそんなのはもうどうでもいいでしょう。楽しく激しい興行でしたが、興行後もファンをいろいろざわつかせています。
それは、KO-D無差別級を防衛した入江茂弘選手の試合後のリング上での発言、つまり、プロデューサーである男色ディーノ選手への批判について、です。

以下、DDTプロレスリングのレポートから引用、抜粋します。

入江「HARASHIMAさんが出てきてくれて僕は嬉しいです。待ってましたよ。でもHARASHIMAさんほどの選手がいつでもどこでも挑戦権、そんなものがないと挑戦できないんですか。この団体腐ってないですか。HARASHIMAさんぐらいのすごい選手なら、熱い気持ちぶつけてくれればタイトルに挑戦できるんじゃないですか。僕は誰の挑戦でも受けるとずーっと言い続けてますよ」


今林「すいません、言い忘れていたんですが、一応決定したんですけど、それまでに負けてしまったらいつどこが移動してしまって、タイトルマッチ自体が白紙になってしまうので、気を抜かないで…」


入江「(遮って)おい、誰の覚悟で決めてんだよ。挑戦者、王者、この2人がこのベルトを懸けて試合をするって言ってんだから、こんな飾りいらねえだろ。そんなルールばっかに縛られているから、みんなこんな熱のない選手ばかりになるんじゃねえのか、コノヤロー!」


今林「そういうルールで会社も動いているから…」


入江「(遮って)ルール、ルール、うるせえんだよ! プロレスラーなんだろ? 気持ち見せてくれよ! SNSが大事なのかよ!」


今林「(困惑)P、何か言ってもらっていいですか?」


男色P「入江クンはいつでもどこでも挑戦権のシステムが気に食わなかったりしてるの?」


入江「まだ気づかねえのかよ。気に食わないのはオマエだよ! オマエ、プロデューサーなんだろ? オマエがここで一番偉いんだろ? オマエがここでプロデューサーになって何が変わったんだよ。言ってみろよ」


男色P「なるほど。茂ちゃん、アンタの言いたいことはよーくわかっ…」


入江「(遮って)うるせえ! 何もわかってねえだろ! 何もわかってねえくせに、わかったような口を利いてプロデューサーとか名乗ってんじゃねえよ! 俺はオマエを絶対に認めねえからな!」


入江軍は退場。

入江選手が男色Pに啖呵切ったところで場内の全員からではないけど拍手で湧きました。つまり入江選手と同じようなことを感じているか、あるいは理解できている、同調しているファンが少なからずいるということなのでしょう。あたしもそのひとりでした。

別に「いつでもどこでも挑戦権」を否定するつもりはありません。いえ、むしろ賛成です。だって異色や意外なのカードのタイトルマッチが組まれたり、番狂わせが生じたりするじゃないですか。高梨選手や大家選手がタイトルを獲得したこともあったし、権利を巡る攻防だったりも面白いし、先が見えないワクワク感を演出してくれます。
でも、正直、数が多すぎませんか? 最初の頃って多くて2~3枚じゃなかったでしたっけ? 今は5枚くらいあるでしょ? で、そのいつどこ権が生きている間は、その権利を持っている選手「も」挑戦できる、というものが、いつの間にか、いつどこ権を持っている選手「だけが」挑戦できるっていう感じに、意味が変節しているんだと思うんです。

最近、なんかつまんなくなってない?
サイバーエージェントの傘下に入ったから面白くなくなったというわけではないでしょう。けど、金も力も劣るからこそ意外性やアイデアで勝負してきたインディー団体が、成長していつのまにか自分で自分を縛り付けているようになってる。

なんとなく、お約束に飽きてない?
こうなってあーなって結局こうなるみたいな。もちろんその予定調和だからこそ面白いっていうこともあるし、今のDDTだってそりゃ斜め上を飛んでくるときもあって、ワクワク感はいっぱいだけど、なんていうのか、ある意味、守りに入ってしまっているような。

リーマンショックで世界経済が冷え込み、日本経済もおかしくなってるときに、ピンチがチャンスとばかりに両国国技館に打って出た、あのDDTは今は、もう、なくなってしまったのかと思うと、ちょっとさみしい。
東日本大震災の直後の後楽園「Judgement 2011」で、映像一切使わずに生オープニングなどで凌いだあのDDTの心意気は、もう感じることはできなくなったの?

もちろん、入江選手が言うことのすべてが正しいとは思わない。10人レスラーがいれば10通りの考えがあっていいでしょう。10通りの主張があっていいはず。でも、今、それが、ない。みんな同じ。いつのまにか、DDT所属各選手がサラリーマンみたいになってません?
日常を超えた部分にこそプロレスの魅力があるのだし、日常ではない世界を見せてくれるからこそ客はリングの周りに集まるのでしょう。それが「強さ」だったり「タフさ」だったり。その方向性やレベルが突拍子もなかったのがDDTの魅力だったんだけど、サラリーマンの延長線上のレスラーだけが出るリング見てて、あたしたちは日常から離れることができますか?

だからあたしは入江選手に肩入れしたい。
DDTファンとして、DDT所属選手だけじゃなくフリーや他団体所属の選手も含めてぜんぶの参戦選手のことが好きだけど、なかでも遠藤哲哉選手がイチオシだけど、今回のこのイデオロギー対決に関しては、たとえ数で分が悪かろうとも、入江選手を支持します。

以上、あたしのDDTへの今の思いでした。

風邪でい。

肉体労働の翌日からひどい筋肉痛に襲われ、腰も痛くって、いつまで続くんだろうって思いながら暮らしてたら、今朝についにダウン。筋肉痛かと思いこんでたら、風邪による関節痛と腰痛でした。とりあえず午前中だけ休んでお医者さんに診てもらって、お薬もらいました。
ただ、夕方にどうしても外せない電話会議があったので、午後2時から強引に出社。つらかったー。で、なんだかんだで帰宅の途について、バスが来るまで時間が空いてたので、ミスドでおかわり自由のカフェオレ頼んで、一気に飲み干したら、カップの底に大量のコーヒーかすが沈んでて、それまでいっしょに飲んでしまって気持ち悪くなって、もうクレーム付ける気にもならずに無言で店を出てバスで帰ってきました。

そんな最悪な日でした。

話は日曜日に戻りますが、日曜日はスピラ・スピカのライブの前にDDTプロレス後楽園ホール大会に行ってきました。入江選手と石井選手の、元チームドリフ対決は入江選手に軍配が上がって見事KO-D無差別級タイトル初防衛でした。石井選手も大好きな選手なので複雑な気持ちで観戦していましたが、やっぱりここは入江選手に勝ってもらいたかったというのが本当の気持でした。
煽りVTRの入江選手の言葉には説得力があったな。やっぱりDDTイコールおふざけ団体って思われてるのは面白くないし、入江選手が言う通り、アメリカ、メキシコなど、世界を相手に防衛戦をしてもらって、DDTは本当にすごいんだよって世界中のプロレスファンに知ってもらいたい。

東京女子プロレス後楽園ホール大会『YES! WONDERLAND 2018〜自分をブチ破れ!〜』

行ってきました。
NEO美威獅鬼軍から才木玲佳&小橋マリカ組がTOKYO PRINCESSタッグ奪取。
山下実優選手は辰巳リカ選手を下してプリプリシングル王座防衛。
一番面白かったのは、ハイパーミサヲvs葛西純のエニウエアフォールマッチですね。さすが葛西選手と言いたいとこですが、パミの表現力も見事でした。セコンドのアプガ(プロレス)の誰かが、パミの本名の苗字を口にしていたのを聞いてしまいましたが、忘れることにしましょう(笑)。





DDTプロレス後楽園ホール大会『MAX BUMP 2018』

11連続防衛中の竹下幸之介選手を下して、入江茂弘選手がKO-D無差別級王者に返り咲きました。あたしも入江選手が大好きなので完全に肩入れして応援していました。嬉しかったな。

今のDDTを壊したい入江選手と守りたい竹下選手の差、あるいは何度かの米国遠征を経た入江選手と、大海原に出たことがない竹下選手との差が出た気がしますが、差は本当に紙一重だったと思います。
これまで竹下選手が作り上げてきたもの、そして守ろうとしてきたものは間違ってはなかったと思いますが、これまで散々辛酸をなめてきた入江選手の意地が勝ったのかもしれません。

入江選手がいう「今のDDT」というのは、DDTという会社がそれだけ大きくなってきたからの必然であったのだと思いますが、入江選手がD王シリーズにエントリーされなかった理由が本当に「会社に貢献してこなかった」というものだったら、やっぱりそれはあたしが好きだったDDTではないと言わざるを得ない。だからあたしも・・・そして会場に詰めかけた観客の半分以上が入江選手に同調したのではないでしょうか。
だって、社長の言う通り、男色Pの言う通り、会社の言う通りに動くしかないのだったら、そんなのただのサラリーマンと同じじゃない。あたしたちファンはそういった自分たちの日常からかけ離れた世界として、プロレス会場に足を運び、そんな非日常を生きているプロレスラーのみなさんをリスペクトしているのだから。

だから、入江選手に挑もうと名乗りを上げた石井選手の気持ちもわかる。だってドリフの盟友だった石井選手からしたら「何好き勝手やってるこいつが?」って考えるのは仕方がないのことだし、その気持ちと気持ちがが来月の後楽園で激突する。

ワクワクし、ドキドキし、切なくなる。
だから、DDTは見逃せない。Show must go on.






あと、チェリーさんのDDT所属ラストマッチでした。チェリーさんのがんばりはみんな知ってるところ。だからいつも総選挙でも上位に入ってたんだよね。もはやアーリーDDTの一員であり、つらい時期もいい時期もDDT所属として、ユニオン所属として、その場所場所で努力してきたチェリーさんは、必ず残りのレスラー人生をフリーとしてやりたいことをやり抜いてほしいです。

DDTプロレス両国大会『Judgement 2018』行ってきました。

DDTの毎年3月のビッグマッチ「Judgement」。旗揚げ記念興行として毎年恒例のタイトルですが、両国になったのは去年からだったっけ? とにかく楽しみでしかたがなかったです。










試合内容や結果はDDTプロレスの公式サイトが遥かに詳しいので、単純に感想を。

  • ドラマチックドリームシートの特典コーナーにはのどかおねえさんがいらして、手渡ししてくれました。最近の東京女子のメンバーで一番好きかもなので、めっちゃうれしかった。あたしの笑顔全開で受け取りました。ハッピエスト。
  • 捨てカード一切ないDDTの今を惜しみなく出し切った興行でした。個人的には東京女子のカードがアンダーカードと本戦で計2本も組まれたのが嬉しかった。試合内容としても素晴らしい内容でしたね。ただ伊藤麻希選手の膝は相当悪そう。
  • アイアンマンマッチはそう来たかの連続でした。マッスルの再現というか、マッスルそのもの。ストップモーションでのササダンゴ選手のVTRのときNegiccoの3人が出まくってたのが感激でしたが、どうせならもっとしっかり映っててほしかったというのがNegiヲタの要望というか願望。
  • KO-D6人タッグが酒呑童子から梅田選手ら3人にタイトル移動しました。もうね、途中から目頭が熱くなってきちゃって。梅田選手は怪我で長期離脱してたり、熊本地震があって故郷に長い間帰らざるを得なかったり、なかなか本人の思い通りの活動ができてなかったと思うんです。そんな彼が坂口征夫選手に打ち勝ったんです。すごいよ。今まで頑張ってきたことが報われたね。おめでとう、本当に。
  • 両国国技館を全面的に使った路上マッチが国技館側からの申し入れで中止になり、急遽ウエポンランブル肛門爆破マッチに変更になったのですが、そんな急ごしらえだったとは思えないほどの素晴らしくバカバカしく楽しすぎる内容でした。個人的には公認凶器としての「和尚」としてマンモス半田選手が混ざってたのがツボでした。試合はマイケルが負けたけど逃亡し、じゃあ誰が爆破されるかで揉めて、そしていつものどうぞどうぞパターン(©ダチョウ倶楽部)。なんだかんだで高木社長と一般人澤さんが肛門爆破・・・。爆笑でした。
  • 来年の春の両国は2days。しかも初日はマッスル!
  • グレートムタが本当に最後の月面水爆葬! これを生で観られただけでも両国に来た甲斐ありでした。 試合内容ももちろん最高傑作。全6選手の持ち味が全部出たね。
  • KO-Dタッグは王者組も挑戦者組も見せ場ありすぎ。後半で劣勢に追い込まれた樋口選手がHARASHIMA選手のラフ殺法に覚醒、一気に畳み掛けて必殺技の轟天HARASHIMA選手から完璧3カウント。関本選手と樋口選手が新王者になりました。KO-D6人もそうだけど、DNA勢がDDTの中央に近い位置を占めつつあるというのは、DDTにとってとても良いこと。将来は明るい。それにしても関本選手の入場曲は本当にかっこよし。
  • メインイベントはD王覇者の石川修司選手が若き絶対王者竹下幸之介選手に挑んだKO-D無差別級タイトルマッチ。ダムネーション好きで、個人的にもとても思い入れが強い石川修司選手に勝ってほしかったなー。ジャイアントスラムがかわされないで決まってれば・・・って思う。ジャイアントスラムが決まっても竹下選手が跳ね返した結果として石川選手が負けたのなら諦めもつくけど。あと、言いがかりっぽいけど、最後の連続ジャーマン、ブリッジが不安定でカウント3が入る直前に石川選手の肩が浮いたように見えたんだけど・・・。
  • 興行終了直後、アメリカに遠征していた入江茂弘選手がリングインして、竹下選手を呼び出すとタイトル挑戦を要求。ここにALLOUTの彰人選手がクレームを付ける。入江選手は大好きだけど、今回は彰人選手の言い分が正しいと言わざるを得ないですね。この入江選手の登場、ハプニングだったのか、それとも元々予定されていたことなのかわかりませんが、4月1日に入江選手と彰人選手のシングルが組まれて、もし入江選手が勝ったら4月29日の後楽園でタイトルマッチという流れかな?
  • 竹下選手はこれで11度目の防衛。もちろん新記録。でもなんだろうね、なんかつまんない。彼ってキャラクター的にはコミカルな面もあると思うんだけど、リング上で真面目すぎるというか、意外性がないんですよね。プロレス界全体がエンタメ側に寄りつつあるからかもしれないけど、DDTの顔は竹下選手じゃなきゃ!っていう部分が決定的に欠けると思うんですよね。上手く言えないけど。