成人式

昨日、momo☆の近所で成人式があったらしく、似合わないスーツを着た男の子や可愛い振袖を着た女の子が、近所のファミレスでいっぱいでした。
momo☆は成人式は住民票を中野区に移してたので、中野サンプラザであったんですが、友達もいないので、成人式には出席してないです。

成人式といえば、最近は「荒れる成人式」っていう話題ばかりですね。

あの荒れるシーンじゃなくても、電車の中とかでも大声出したり、座席で大きく足を広げて座ってたりして、迷惑をかけてるのに、全然意にかえさない若い子っているじゃない？
momo☆は会社のコと話してたんだけど、わたしたちは親から「他人に迷惑をかけないこと」を常に言い聞かされてきた。多分それは今の若いコも同じなんじゃないかと思うんです。
じゃあ何が違うっていうと、今の若いコはとわたしたちの世代（って言っても10年くらいしか違わないんだけどね）との間では「他人」の定義が違うんじゃないかってこと。
わたしたちにとっての「他人」というのは、自分、または自分の家族以外のすべてを指してるって思うんだけど、今の若いコにとっての他人っていうのは、自分の属するコミュニティーにいる人に限定してるんだと思う。そのコミュニティーの外にいる人々の存在を忘れてるっていうか、認識してないんじゃない？　つまり宇宙の外側には何も存在してないってのと同じ。
だからクラスメートとか友達とかに迷惑をかけないっていう意識はあっても、知らない人に対して迷惑をかけるとかかけないとかいう発想がそもそも欠如してる。
そりゃわたしたちが今のコたちと同じ頃も、そういうバカはいたけど、今言ったみたいな狭義の「他人」の認識がここまで一般化してなかった。だから極端な例として、ああいう荒れる成人式になっちゃうんじゃないかな。
那覇の成人式で公園で泡盛を飲んで大騒ぎしてる若いコ（しかも女のコもいっぱい）が映されてたけど、公園に来る見知らぬ人はあのコたちにとっては他人じゃなくて、最初から存在しないことになってる。じゃないとあんなことできないよね・・・って。

でも、

バカみたい。

あんなの映すから調子にのるんだってば。