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DDTプロレス両国国技館大会『Ultimate Party 2019 ~DDTグループ大集合!~』行ってきました。



DDTグループの4ブランド(DDT、BASARA、ガンプロ、,東京女子)が集結した両国大会に行ってきましたた。各ブランドのタイトルマッチがいっぱいで、それだけでもお腹いっぱいになりそうなのに、どれも好勝負だったので、ほんとうに満足至極な大会でした。







まずはやっぱりメインの竹下幸之介vsHARASHIMAのダブルタイトルマッチ。事実上のDDTのトップ決定戦です。前哨戦での竹下選手のコメントから、構図はHARASHIMA=善、竹下=悪という図式が成り立ってたので、やっぱりHARASHIMAが勝って溜飲を下げるか、まさかのフルタイムドロー決着かなって想像してまして、どっちかに肩入れすることなく、冷静に観戦してました。場内はHARASHIMA選手への声援がすごくて、またしても竹下選手のアウェイ状態となって、結果としては予想通りHARASHIMA選手が勝つのですが、この両選手の技が半端なくて、やっぱりプロレスラーはすごいわって感激しました。竹下選手は逆エビ固めにこだわりすぎた気がします。クロスアームジャーマンとかファルブとか出せませんでしたもんね。一方のHARASHIMA選手はすべての技を駆使して、最後の畳込みはすごかったです!
試合後のセレモニーではHARASHIMA選手と竹下選手が握手&抱擁して、興行はハッピーエンドに終わったのですが、やっぱりDDTは最後はこうじゃなくっちゃ。DDTらしい素晴らしい興行でした。

注目のセミファイナル、ケニー・オメガ選手がDDTに戻ってきてくれました。ケニー・オメガ&里歩vsアントーニオ本多&山下実優。絶対に面白い試合になるだろうと思ってたら、そのはるか上を行きました。もうケニー選手には感謝しかありません。次があるかどうかはわからないけど、ぜひビッグマッチ限定でいいので、DDTにも継続して参戦してほしいです。

あとね、目立たなかったかもしれないけど、第8試合のユニオンMAX選手権試合は好勝負でしたね。最後は伝家の宝刀タカタニックで高梨選手が関根選手から完璧3カウントを奪ってタイトル奪取に成功です。プロレスリングBASARAは今年いっぱいでDDTグループから独立するので、今年中にタイトルマッチが行われてもし高梨選手が防衛し続けたらどうなるか・・・。わくわくしますね。

昨日。

昨日はDDTプロレス後楽園からラグビーワールドカップの準決勝のはしごでした。病み上がりなのにねっていうより、実際は前日の夜まで熱があったんだけどね。薬石効あって奇跡的に日曜日の朝に熱が下がるというお遊び大好き体質に恵まれ、なんとか予定を完遂することができました。

まずお昼のDDTの後楽園大会ね。
オープニングマッチのラグビールールプロレスのあまりの酷さにあ然としたり、遠藤選手とイケメンのシングルに胸熱になったり、メインの6メンは竹下幸之介選手がやたらかっこよくって、そして中島翔子選手がめちゃ可愛くなってたりで、DDTブランド集結の両国大会の一週間前の興行として最高のデキでしたねー。さすがに満員ではなかったけど、飛び道具もなくこれだけの試合を提供できるというのはさすがですね。両国のメイン、HARASHIMA選手か竹下選手かどっちを応援しようか迷ってるけど、いまさらHARASHIMA選手の風景を見てもおなかいっぱいなので、ぜひ竹下選手にがんばってもらいたいですね。

んでもって、水道橋から中央線→小田急線→横浜線と乗り継いで、日産スタジアムに。JR小机駅前からすごい熱気で、ウェールズ南アフリカそれぞれのジャージを身にまとったり、フェイスペイントをしたりした熱いファンがスタジアムに向かっています。熱気はすごいけど全然ピリピリしてないんです。このあたりから「あー、やっぱラグビーいいな」って思わせてくれます。




試合は前半、互いに決め手を欠く、というよりお互いのプレッシャーがすごくてノートライでペナルティキックだけで9対9の同点。両チームともキックやハイパントで挽回しようとするもキャッチミスも目立って、前半が終わってみたら、やたら単調に見える展開に終わりました。
後半になってようやく南アフリカがトライ+コンバージョンを決めると、後半ウェールズもトライ+コンバージョンで追いつきました。すると南アフリカはモールで押し込んでウェールズの反則を誘って、ペナルティキックを得ると、見事にこれを決めて、19対16で南アフリカウェールズに競り勝ったのです。
果たして決勝戦イングランドvs南アフリカに決まりました。準々決勝で日本を完膚なきまでに打ち負かした南アフリカにちょっと肩入れしてるので、ぜひ南アフリカに優勝してもらいたいというのが今の気持ちです。
一方、3位決定戦はこの結果により、ニュージーランドvsウェールズに。あたしはこの3位決定戦のチケット持ってます! つまり人生初のオールブラックスの試合を生観戦できます。なんとラッキーな!

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さすがに忙しいです。

公私ともに忙しい日々が続いております。
オンライン英会話も一ヶ月くらいサボってます。
すべていいわけになってしまいますが。

昨日はDDTプロレス観戦から日比谷野音相対性理論のライブでした。
今日はかなりの残業でした。
がんばります。

























DDTプロレス大田区大会『Wrestle Peter Pan 2019』短観。

楽しい興行でした。
ただ個人的にはメインで遠藤選手が負けてタイトルを失ってしまったのがショックでした。決まり手が決まり手なだけにねぇ。結局逆エビじゃんかよ・・・。








DDTプロレス後楽園大会『BLACK OUT presents KING OF DDT 2019 the FINAL!!』

観に行ってきました。




結果や内容はここ。
https://www.ddtpro.com/results/2983


いい興行でした。最近のDDTは安定感が出てきた気がします。偉そうだけどごめんね。

一番のトピックは、石井慧介選手がいつでもどこでも挑戦権を行使し、試合前の遠藤哲哉選手に挑戦したことかな。石井選手曰く「疲れてる相手に勝ったって意味がない」ということ。男だなー。そしてガンバレ☆プロレスを背負ってるからこその、真正面からの正々堂々の挑戦権行使だったんでしょう。そして正面から受け、きっちり勝利して、マイクで減らず口をたたく遠藤哲哉選手も、男だし、そして、タイトルマッチ直後の本戦のタッグマッチで、王者で防衛したばかりの遠藤選手を秒殺した坂口征夫選手も男臭くて、最高。







ただ、ファンの視線はちょっと、いや、かなり遠藤選手には厳しい気がします。まあわからなくもないけど。好きだからこそ、デビューから後楽園を欠かさず見てるかこそ感じちゃうのかもしれないけど、やっぱりまだまだ「王者」としても風格というか、貫禄というか、いわゆる”説得力”というものがない。いつどこ権をアメリカ遠征で行使して、同じユニットの佐々木大輔選手からタイトルを奪うと、大石真翔選手、石井慧介選手からしか防衛していないし。もちろん格があとから付いてくるということもあるのでしょうけど、次の挑戦者である坂口征夫選手、そして大田区体育館でのKING OF DDT 2019優勝者である竹下幸之介選手を下してこそ、真の王者だと認めてもらえるのだと思います。

結果を先に書いちゃったけど、決勝戦である竹下幸之介vs高尾蒼馬は、お世辞抜きでものすごくいい試合でした。ダムネーションの介入を断り、正々堂々の勝負を挑んだ高尾選手には、やっぱりドリフ世代の意地―――――しかも同じドリフの仲間だった石井選手が前述の通りタイトルマッチで敗れてるし――――があっただろうし、すごく男気を感じました。本当にかっこよかった。あたしは大舞台での高尾選手の勝負運の良さに期待したのですが、やっぱり竹下幸之介は強かった。強い。圧倒的に強い。







どうか、遠藤選手には強敵の坂口選手戦を突破してもらって、大田区大会で、宿敵の竹下幸之介をがっぷり四つでぶつかって、完全勝利をして、全DDTファンに新王者として認めさせてほしいのです。

あなたなら、きっと、できる。


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DDTプロレス後楽園大会『MAX BUMP 2019』行ってきました。

DDTプロレスアメリカ遠征でいつどこ権行使してKO-D無差別級チャンピオンになってくれた遠藤哲哉選手の初防衛戦です。挑戦者は大石真翔選手。試合前のアオリでは遠藤選手いわく「絶対に負けない選手」として大石さんを指名したのですが、いえいえ、そんな単純なもんじゃないって思ってました。そりゃ近年の実績から言えば遠藤選手のほうが上かもしれませんが、プロレスですので相手の技から逃げ回ってては試合になりませんから、当然のように相手の技を受けてはね返すのです。そこで大石選手のテクニックとキャリアが光ると思うんです。

実際に試合はそうなりました。まず観客があきらかに大石選手の側。このへんは高梨将弘選手に似ているかもしれません。そして試合ではテクニックでは明らかに大石選手が上をいきます。足関節をしつこく攻められて遠藤選手は苦悶の表情を浮かべ、技の名前はわからないけど変形の逆さ押さえ込みではカウント2.99まで追い込まれました。でも最後は決め手の差。シューティングスタープレスをパーフェクトに決めた遠藤選手が競り勝ちました。

やっぱり劣勢に立ったときの遠藤選手は危なっかしくて見ててヒヤヒヤしましたが、贔屓目で見なくても完勝だったと思います。むしろあたしは遠藤選手の試合を厳し目に見てるので、アレなんですが。次の挑戦者は決まっていませんが、ガンプロの石井慧介選手が権利行使を公言しました。

今回はE-M10III+12-200mmを初めてプロレスに持っていったので、実験程度に撮影してみました。やはりボデー側の問題なのか、レンズ側の問題なのか、あるいは両方の問題なのかわかりませんが、ピント合焦が遅く、大きくフォーカスアウトしてしまう場面も多く、また連写もバッファが足らないので、JPEG+RAWでの撮影だと9コマでシャッターが切れなくなります。これはもちろんボデー側の問題。具体的にはこの場面。遠藤選手が大石選手の上に落ちるところまで捉えられませんでした。


参考までに写真を数枚。









DDTプロレス両国国技館大会『Judgement 2019~DDT旗揚げ22周年記念大会~』

昨夜のマッスルマニアの興奮も冷めやらぬ中で、DDT本体のビッグマッチにも行ってきましたよ。

最近のDDT本体の興行は当たり外れが激しいって何度か書いてるけど、今回は「当たり」でしたね。ダレる試合もあったけど、アンダーマッチからメインまで概ね盛り上がったし、特にメインは文字通り素晴らしい内容ではなかったでしょうか。ここ数年の両国メインでもベスト級の試合だったと思います。

ダレた試合というのは、休憩前のあの試合ね。長与千種選手だけが目立ってて、肝心の高尾選手が全然目立てなかった。しかも試合が終わっても、今後の展開はまったく変わらなそうだし、結局、高尾選手の「伸び悩み」(カギ括弧付きですよ!)を助長しているのは、こういう会社側の扱いなんではないのかなって思います。

前半であたしの関心を引いたのは、第三試合の潮崎豪樋口和貞納谷幸男vs関本大介大鷲透・飯野雄貴の6メンタッグ。大型選手の激突の迫力もさることながら、そして大鵬関のお孫さん、納谷幸男選手、お祖父様の大鵬さんにそっくりでした。現在リアルジャパンプロレス所属のようだけど、またDDTに出てほしいなー。

さらに、毎回余った選手で組まれるアイアンマン時間差バトルロイヤルなんですけど、これがすごく楽しかった。なんだかんだで最終的には赤井沙希選手が新技、ケツァル・コアトルで平田一喜選手から完勝でした。すごい破壊力ですし、見た目の説得力もすごい!

あとね、個人的に大注目だった、推しの遠藤哲哉選手が、NOAHの丸藤正道選手とのシングル。セミファイナルに組まれているし、確実に会社のプッシュがあるカードです。それでも結果はやっぱり丸藤選手。そりゃブックメーカー的な視点から言っちゃえば、丸藤に負けさせるわけには行かないんだから仕方がないかもしれないけど、せめてフルタイムドローとかを期待してたんですが。厳しめのこと書いちゃうと、遠藤選手の肉体美は間違いなく団体トップだと思うんだけど、でもそれがプロレスに合ってる肉付きかっていうとそうじゃない。プロレスラーには適度に脂肪もいると思うからね。遠藤選手が打撃食らって悶絶してるの見るたびに思っちゃう。そこに彼の強さの説得力がないんだと。

メインは、やっぱり竹下幸之介選手の勝利でタイトル移動。佐々木大輔選手は惜しかったけど、勢いの差と、追われるものの弱さが出たかも。ミスティカ式クロスフェイスがあんなやり方で返されるなんて・・・あの時点で勝負あったねぇ。竹下選手がビッグマッチで本当に追いつめられたときにだけ繰り出すバイオニックエルボーとBrainbustaaaaahhhhh!!!!!が決まると、形勢がガラリと変わる。今回は竹下選手の執念勝ちですね。
あと、やっぱり観客の、竹下選手を見る目が確実に変わってきてる。その契機は昨年末のD王GP2019の決勝、潮崎豪選手との決勝戦でしょう。あの日にようやく多くのファンの心を掴むことに成功した(どこから目線やねんというツッコミをしてもいいです)竹下選手がKO-D無差別級に返り咲いたことで、いったいどんな王者像を見せてくれるのか、本当に楽しみでなりません。





マッスルマニア2019 in 両国~俺たちのセカンドキャリア~

マッスル提供試合というのと、#大家帝国主催興行を除くと、ほぼ9年ぶりのマッスル興行になります。しかも両国国技館
本当は2030年に次のマッスルが予定されていたはずですが、マッスル坂井さんの復帰とか、いろんな偶然と必然と大社長の錯乱によって、今回のマッスルマニアが開催されることになったのです。


発表されたのが去年の3月ですから、時間はたっぷりあったわけで、練りに練られた台本はもちろんですが、ひとつひとつの試合やパフォーマンスそれぞれがどれも秀逸で、いろんな伏線が最後に回収されたり。
そもそもがファイティングオペラ「ハッスル」のオマージュ(パクリ)としてひっそりとほとんど注目されずに始まったマッスルですが、なんだかんだで本家はとっくに終わってるのに、パクリで始まったこっちが15年も続いてるなんて、痛快極まりないわけです。
もちろん最新のネタや事件もちゃんと織り込まれてて、純烈のメンバー脱落スキャンダルなども華麗に昇華させてハッピーに着地させたり、オープニングの宇多丸の開会宣言が、発表されていなかったメインイベントの壮大な伏線だったり、そのメインであるアントーニオ本多vsDJニラという、いかにもマッスルらしいカードで、スローモーションもあって、ちゃんとマッスルしてるのに、ものすごく熱くなって泣けたり感激したり。
最初のペドロ高石選手の引退試合もあっと言わされた展開から本当に感激したし、南キャン山里さんと安田大サーカス・クロちゃんを巡る、先パブ肛門爆破マッチはお腹がちぎれるんじゃないかとおもうほど大笑いしたり、久しぶりの酒井一圭HGでの純烈新メンバー争奪ロイヤルランブルは、まさかのアンドレザ・ジャイアントパンダがセンターの座を射止めたら、直後の女性スキャンダル発覚でクビになったり、細かいところまですごくケアされている、さすがだなあって思いながら大爆笑でした。
過去最良作品と言われてるかはどうか知らないけど、あたしはそう思っていたマッスルハウス4(フィギュアプロレスの回ね)を1万パーセントくらい上を行ってた。間違いなく、過去最高作品でした。全体で4時間を超える大演劇だったけど、まったく飽きることなく、完全に坂井良宏の手のひらの上で転がされてしまいました。

これからは1年に1回くらいのペースでマッスルを演っていくようで、だけども坂井精機の跡を完全に継ぐということにもなっているらしいし、会社経営に芸能活動にプロレスだなんて、とんでもない天才がいたものです。












DDTプロレス後楽園ホール大会『DDT LIVE! マジ卍超』~新春お年玉スペシャル!全席2000円興行!!2019~

先月30日の後楽園ホール大会でのアクシデントで吉村選手が欠場となってしまい、メインで組まれていたKO-D無差別級タイトルマッチが流れてしまったのは残念でしたが、すごく楽しい興行でした。前回の後楽園があまり良くなかったと思ってるのですが、DDTはこういうお祭りのノリでカード組んだほうが結果としていい内容(もちろん勝負論としても)であることが多いと思うので、変にかしこまらないでほしいなって思いました。

写真は撮りそこねたけど、全日本プロレスに入団した石川修司選手がDAMNATION継続参加してくれることになりました。石川修司選手はダムネのムードメーカーでもあり、重しでもあり、強さの象徴だったり、ビッグマッチ限定のプレミアム感だったりするので、継続参加はうれしいかぎり。これもDDTの全方位親善外交の賜物ですね。

どの試合も良かった☺けど、メインまでのベストは第一試合のエル・リンダマン選手vs島谷常寛選手かな。島谷くんがとにかく元気だし、リンダマン選手もうまいし。手が合うんですね、きっと。
セミ青木真也選手vsタノムサク鳥羽選手のEXTEREME級タイトルマッチはノレなかった。あたしは総合の頃から青木選手が相当嫌いなので・・・。2/17の両国でHARASHIMA選手がタイトルマッチを直訴して認められたので、HARASHIMA選手のタイトル奪取→青木選手参戦終了という展開に期待したいです。(想像だけど多分そうなるブック・・・・。)

メインはKO-D6人タッグ選手権。王者組#STRONGHEARTSに竹下・彰人・飯野のALLOUTが挑むんだけど、#STRONGHEARTSのCIMA以外の選手がめちゃいいんだわ、悔しいけど。でもね。今回は飯野選手の活躍が光りました。持て余し気味で活かしきれてなかった体格のポテンシャルをいかんなく発揮し、試合権利を持っての内容も良かったし、アシストでも良かった! 最後は竹下選手がCIMA超えを果たしまして、タイトル移動。そして#STRONGHEARTSがDDT撤退を匂わす発言があり、なによせっかく馴染んできたのに・・・。

流れたKO-D無差別級タイトルマッチですが、結局2/17両国までタイトルマッチが組まれることはなく、現王者と佐々木大輔選手とD王優勝の竹下幸之介選手が発表されました。
仕方がないことだけど、あと一回くらい防衛戦を挟んでも良かったかもね。




DDTプロレス後楽園大会『D王 GRAND PRIX 2019 the FINAL』

興行全体を言ってしまえば、落第点だったと思います。
でも、終わりければすべて良し、だったのかもしれません。
ある意味、竹下幸之介選手と潮崎豪選手のメインがすべてを覆すほどの熱戦であり名勝負だったからです。おそらくそれはセミファイナルのアクシデントがあったから増幅されている部分もありますが。

どのくらいひどい内容だったかというと、アクシンデントのあったセミファイナルまで含めて、あたしにとってはアンダーマッチの渡瀬瑞基vs上野勇希が一番いい試合だったって言ってしまえばおわかりいただけますでしょうか。

さっきから書いてるセミのアクシデントというのは、こういうことです。
現KO-D無差別級チャンピオンの佐々木大輔選手に、海外武者修行から戻ってきた若手の吉村直巳選手が1月3日にタイトル挑戦が決まってるので、その前哨戦となるタッグマッチでした。試合中盤、佐々木大輔選手が吉村選手にペディグリーを仕掛けたんです。ペディグリーという技はいわゆる繋ぎ技で、この技で伸びた選手にコーナートップから飛び技を仕掛けるというのがお約束なのです。佐々木選手ならダイビングエルボーだし、佐々木選手の師匠のディック東郷選手ならダイビングセントーンという具合に。
ところが佐々木選手のペディグリーを受けた吉村選手がそのまま動くことができなくなり、レフェリーストップ。リングドクターが入るも吉村選手は身体を動かすことができずに、東京消防庁の救急車のストレッチャーが運び込まれてそのまま救急搬送されたというものです。
実際にその技がどの程度のダメージを与えるかどうかは別として、あたしは実際にペディグリーという技を単なる繋ぎ技としか見てなかったので、ペディグリーごときでこんなになるか?とも思ったのですが、いろいろとネット情報を集めたらこの技をフィニッシャーにしている選手もいるようで、そこはあたしの知識不足だったということを反省せざるを得ないのですが、佐々木大輔選手のコメントが、すべてを物語っていると思うので、転載させてもらいますね。



吉村選手が運ばれていくまでにすごく長い時間を要しました、というか、そのような気がします。そしてメインの竹下幸之介選手が登場。吉村選手が「わんぱく相撲で3度土をつけられたことがある」と一方的に逆恨みして、竹下選手を付け狙ってたことがあり、そういう因縁や年齢が近く同じ大阪出身ということで、竹下選手から吉村コールの要請、そして対戦相手の潮崎選手にも全力でぶつかってきてほしい、それを受けきって自分が勝つとマイク。

そして試合。
かつてこれほどの竹下コールに後楽園が包まれたことがあっただろうかというくらいの猛烈な竹下コール。そしてNOHAのファンからも潮崎コール。あたしも生まれて初めてこんなに竹下コールをした。文字通り声が枯れるまで。
潮崎選手の逆水平チョップを受け続けた大胸筋は赤くミミズ腫れ。リング上でも場外戦でも潮崎選手の優勢は揺るがない。マットをまくりあげての床板直撃のDDTは、吉村選手のアクシデントのあとだっただけにヒヤリとしましたが、そうした竹下選手もひるむことなく潮崎選手に向かっていく。お互いに技を受けきって、お互いにフィニッシャーを繰り出して、最後の最後にロコモーション式のジャーマンスープレックスホールドをがっちり決めた竹下選手が殊勲の勝利を納め、2月の両国のKO-D挑戦権を獲得したのでした。


吉村選手の件で改めて思ったのは、やっぱりプロレスは危険は競技だし、プロレスラーはその危険な技を受けても耐えられるような鋼のような肉体を作り上げ、技を受け切る技術を磨いている。そんな鍛えられた選手でさえ、アクシデントは起きてしまう。本当に「命を賭けて」試合をして、あたしたちに夢と感動を(と、時には失望も)与えてくれるのです。
だからあたしはプロレスラーをリスペクトしてやまない。だから馴れ馴れしくもできない不器用な人間なんだけど、ね。・・・だから東京女子が苦手なんだっていうところなんだけど。

そういう選手の個々人の努力とは別として、最近のDDTの試合って、出来不出来の差が激しいというか、いろいろ言いたくなることが多いです。今回の興行だって吉村のアクシデント→竹下勝利っていう筋書きが偶然に出来上がったから盛りあっがたにすぎず、それはあくまで結果論。いろいろ変化をしなくちゃいけない時期だし、それにもがいているんだとしても、もうちょっとやり方があるんじゃないのって思ったり思わなかったり。
入江茂弘選手の退団、そしてブランドこそ違うけど東京女子の優宇選手の退団と、有望選手の退団が続いているのは偶然ではない気がするんだけども。


あと、吉村選手がリング上で倒れているところを写真に撮ってるひとがいたけどあんた正気なのか?って思っちゃった。


とかなんとかいいながらも、DDTにまた足を運ぶんだけどね!
いずれにせよ2018年のDDTプロレスはこれで終了。
来年も期待しています!


追伸
神田松之丞 問わず語りの松之丞の宣伝がコーナーポストに!
なんで???